狭い土地に建てられる狭小住宅ですが、土地が狭いからといって暮らしづらいと決めつけるのはもったいないことです。
とくに都市部で需要のある狭小住宅ですが、住みやすい家づくりのためには押さえておきたいポイントがあります。
固定資産税においてもメリットを感じやすい狭小住宅について、詳しく知っておきましょう。
需要があるのに狭小住宅は恥ずかしい？
狭い家は恥ずかしいと感じる方もいるかもしれませんが、その考えは固定観念から生まれているのではありませんか？
狭い家は不便、周囲の人からの視線が気になる、といった表面的なことだけで判断してしまうのは少し古いかもしれません。
昨今の狭小住宅はそうした不安や不満を解消するさまざまな工夫を施して、おしゃれかつ機能的な間取りを実現しています。
どんな工夫が施されているのか、次を参考にしてみましょう。
狭小住宅で後悔しない家づくりの方法は？需要ある住宅のポイントを押さえよう
狭小住宅は狭い土地に家を建てるため、どうしても縦に長い造りとなってしまいます。
そのため、生活動線も縦長になりやすくなりますが、階段ではなくスキップフロアを設置することで階層を増やし、階段による上り下りをなくすことができます。
階層が増えれば部屋数も増やすことに繋がるため、部屋数が少ないことに悩むこともありません。
通常、部屋は壁によって仕切られていますが、狭小住宅では部屋の壁を取り除いて仕切りをなくすことで、視界が壁で遮られることを防ぎ、広々とした空間で過ごすことができます。
壁をなくすことで開放感のある空間を造り、スキップフロアとすることで、段差部分を収納スペースとして活用することもできます。
段差はデッドスペースとなりやすいため、余っているスペースを有効活用したい時に使うことができる方法です。
また、スキップフロアを利用することで、地下室を設けることもできます。
地下室は収納場所となるだけでなく、趣味の部屋としても使うことができるので、プライベート空間を楽しみたい時の工夫としてもおすすめです。
固定資産税におけるメリットも狭小住宅の需要がある理由？
狭小住宅に限らず、家は面積の広さによって固定資産税が発生します。
ですが、スキップフロアを活用すれば、床面積に含まれないスペースを確保することができるため、固定資産税の対象になるのを防ぐことができます。
狭小住宅は3階建てとなっているものも多く、地震や津波といった災害に強い構造をしていることも需要がある理由のひとつです。
まとめ
需要のある狭小住宅にするために、知っておきたい恥ずかしいと感じる理由や、後悔しない家づくりの方法、そして固定資産税におけるメリットをまとめてご紹介しました。
狭小住宅は土地こそ狭くなっていますが、家の造りを工夫することで、開放感ある間取りにすることができます。
狭さを感じさせない空間を造ることができるだけでなく、固定資産税を抑えることもできます。
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