家の購入にあたり、建売住宅と注文住宅のどちらにするかで悩む方は少なくありません。
より良い選択をするためにも、すでに住居を購入した方の事例や各住宅の特徴を確認しておくと良いでしょう。
今回は、建売住宅と注文住宅に関し、購入後に後悔した事例やメリットデメリットなどをご紹介します。
建売住宅や注文住宅に後悔した例
建売住宅や注文住宅の購入後に後悔した例や理由は、以下のとおりです。
希望した間取りが使いにくい
注文住宅の間取りは施主が希望できるものの、使いやすいものになるとは限りません。
自身の指定した間取りが使いにくく、ストレスが溜まって後悔することもあります。
収納設備の注文を見落としていた
収納設備は日常生活でよく使うものの、注文住宅の購入時には見落とされることが多いです。
完成した住宅に収納スペースが少なくて暮らしにくく、後悔につながる例もあります。
住居の実物が注文時の想像と違って見えた
デザインにこだわって住居を注文したものの、実物が事前の想像と違って見えることもあります。
希望していたおしゃれな家にならず、これなら建売にすれば良かったと感じられることもあるのです。
自宅が周囲の家と見分けにくい
建売住宅は規格化された住居であり、見た目の似通った家が数軒並んで建つことも珍しくありません。
せっかくのマイホームが隣近所の家とあまり見分けがつかず、少し物足りなくて後悔する例もあります。
設備のグレードにこだわれない
建売住宅では、規格化の影響で設備のグレードも抑えられていることが多いです。
キッチンやお風呂などの設備にあまりこだわれず、見た目や使い心地がいまひとつだとして後悔する方もいらっしゃいます。
建売住宅と注文住宅のメリットデメリットや注意点
建売住宅のメリットは、「住宅価格が安い」「入居までの待機期間が短い」「将来売却しやすい」などです。
デメリットには、「外観の似通った住居が隣近所に並びやすい」「設備のグレードはあまり高くない」「立地は郊外のことも多い」などが挙げられます。
注文住宅のメリットは、「施主のこだわりを造りに反映できる」「建築の過程を確認できる」などです。
デメリットには、「費用がかさみやすい」「入居までの待機期間が長い」「個性的な造りの影響で将来売却しにくい」などが挙げられます。
どちらも一長一短であるうえ、メリットデメリットは各個人で変わるといった注意点もあります。
個々の価値観やライフスタイルによって感じ方は異なるので、正解はありません。
どちらを選ぶにしても、自分たちに合っている家かどうかよく考えることが大事です。
まとめ
家は一生に1度の買い物となりやすいだけに、建売住宅と注文住宅のどちらにするかは悩ましい問題です。
選んだ家に満足できるよう、住居を買ったあとに後悔した例や各住宅の特徴を確認しつつ、合っていると思うほうを選ぶと良いでしょう。
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