少し前までは、マイホームといえば2階建ての需要が高かったものの、最近は平屋のマイホーム需要も増えています。
どちらにするか迷ったら、まずはそれぞれのメリットデメリットや特徴をチェックするのが大切。
この記事で平屋と2階建てのマイホームはどんな人におすすめなのか確認していきましょう。
マイホーム購入で平屋を選ぶ！知っておきたいメリットデメリット
平屋のメリットは、段差が少なく家族間のコミュニケーションがとりやすい点です。
そもそも平屋は1階建ての住居なので階段がなく、上下の移動をする必要がありません。
洗濯物を2階のベランダに干す場合、年齢を重ねるとその作業が辛くなることがあります。
平屋なら2階へ行く必要がない分、家事が楽になるでしょう。
間取りにもよりますが、家族全員の個室が同じフロアになるので、誰かが出かけたとき、誰も気がつかないことがなくなります。
平屋のデメリットは入居人数が多い場合、人数分の個室を確保するために広い敷地が必要な点でしょう。
敷地が広くなれば、土地の購入代金だけでなく、固定資産税が高くなります。
周りに建物がある敷地の場合、周りの建物が高いと日当たりが悪くなる可能性もあるでしょう。
そんな平屋の物件がおすすめなのは、子どもが独立して老後を生活するための住まいを探している方や、子どもが多くない家庭です。
平屋よりも2階建て？マイホームで購入されることが多い間取りとは
2階建てマイホームのメリットは、平屋と同じ敷地面積でも、平屋の2倍の床面積の家が建てられる点です。
多少狭い敷地でも、2階建てなら必要な居室数を確保できるでしょう。
また、2階の居室は通行人の視線がほとんど気にならないので、女性にも安心です。
2階建てのデメリットは段差があり、水回りの位置を考えなければいけない点でしょう。
平屋なら、キッチンもトイレもお風呂も、水回りはすべて1階に設置します。
2階建ての場合、リビングの場所やトイレの数などで水回りの場所や数を変更しなければいけません。
間取りによっては、工期が長くなり施工費用も高額になるでしょう。
とはいえ、2階建てはこれから家族が増える家庭にはピッタリの物件です。
家族団らんのスペースとプライベートな空間を、しっかり分けたい方にもおすすめの間取りでしょう。
まとめ
平屋と2階建てのマイホームには、それぞれメリットデメリットがあり、どちらが優れているとはいえません。
マイホームを購入するときに大切なのは、どちらの物件が希望の暮らしに向いているかです。
メリットデメリットを比較して、どちらの物件がライフスタイルに合っているのか検討してみましょう。
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